断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

先日触れた農大式吸虫管の作り方が長島君のブログに詳しく解説されていた。↓
http://flatbugs.blog76.fc2.com/blog-entry-54.html

しかし作るのには相当に時間がかかるし、毎年使えるものなので、5000円でも買ったほうが安いと思う。唯一の欠点は先端の吸い込み口がアクリル製のパイプであることで、酢酸エチルに反応し、次第にヒビが入ってしまう(酢酸エチルを使わないのならもちろん問題ない)。そこで私はそのパイプをガラスに換えて使用している。

今日は早めに仕事を切り上げてダウンタウンへ。今日から3日間、シカゴ市主催の「Chicago Gospel Festival」というのが開催される。会場はミレニアムパークという公園内にある巨大な屋外音楽堂で、誰もが無料で聞きにいくことができる。

ゴスペルは初めて聞いたが、一言で言って圧倒だった。日本の「約束した~ん~だぁ~♪」とは全く違うもので、全体に熱気と迫力で満ち溢れていた。小錦級のおばさんが激しく踊って歌う姿だけでも迫力があり、突き抜けるような声はまさに耳に焼き付くものだった。そして会場は黒人ばかりだったのだが(白人は1パーセント、アジア人はさらにその10分の1といった感じ)、そのまま舞台にのめりこまんばかりに白熱する様子には、見ているだけで熱くなった。すばらしいのは10歳に満たない子供から70歳近い老人まで、同じ曲に同じように熱くなり盛り上がっていたこと。今の日本にそういう音楽はないな、と少しうらやましくも感じた。