断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

昨日は雨の合い間を縫って短時間、糸島に釣りに出かけた。小雨のなか堤防はなかなかの賑わいで、目の前でアオリイカも上がっていた。メジナ狙いは不調のようだったが、アジは相変わらず入れ食いの様子だった。私は漠然と青イソメを持っていき、まずは足元でベラやメバルを狙う。しかし雨で水がにごっているせいか、いまひとつ反応が少ない。そこで沖目に投げたところ、メゴチ(ネズミゴチ)やキス(シロギス)が飽きない程度にかかり、たまに蝶のようなホウボウもかかった。やはり釣りは楽しい。とくにキスの美しさときたら。帰宅後に魚を捌く。
今日はメールや書類書きに終始。途中、細石君が来て、こんど夫婦と一緒に釣りに行こうと約束する。合い間を縫って昨秋のタイ調査のFITの仕分け作業。ようやく大型の甲虫、カメムシを抜き出した。これからが大変なのだが・・・。Coenochilusというシロアリ共生のハナムグリが100頭以上採れていて感激した。
夕食に昨日の魚を食べる。メゴチはやや匂いがあって、私はキスのほうが好みだった。市場ではメゴチのほうが高級である。通にはこの匂いが良いらしい。ホウボウも美味しいものだった。ベラは天ぷらとしてはいまひとつ。