断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

昨日は月一回の官舎の草刈ののち、「牧のうどん」で昼食。草刈では多くの人が自分のすべきことを迷い探しており、幸いわたしは生垣の剪定という仕事を得ることができた。トベラの若芽を刈りながら、そのなかに点在するトウネズミモチやセンダンを取り除くことに専念した。素人なりにも、どこを刈ったのかわからないほどの自然な仕上がりだった。落ちた枝葉をかき集めるという仕事を得たご夫人に「きれいになりましたね」と言われ、その観察眼の鋭さに絶句した。牧のうどんでは細石君の奥さんが好みだという「もやしうどん」を頼む。さすが食通の奥さんの評価だけにまずますといったところだった。こちらのうどんは腰がないが、わたしはこれはこれでおいしいと思う。関東のうどんよりは腰がある。それから旅行の買出しと床屋。
今日は午前中に荷造りをし、午後から大学に仕事の片付けと追加荷物を取りにいく。追加荷物として、チューブにアルコールを入れたり、毒瓶をつくったりする。家に帰って最終的な荷造りを終わらせる。今回はスーツケースの軽量化に努め、もって行っても使う可能性の低いものをできるだけ除去し、機内に持ち込めるものをザックに詰めた。その結果、スーツケースが26kgと、いままでの採集旅行での最軽量を記録した。それにしても機内持ち込みには重さの制限がほとんどなく、預け荷物に上限がある理由が未だにわからない。機内持ち込みが多いと荷物検査の通過が面倒くさく、大荷物への仕打ちとしか思えない。
明日は昼から大阪。誤って梅田にホテルを取ってしまった。空港まで遠いらしい・・・。