断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

2時過ぎちょっとした事件があり、すっかり寝そびれてしまった。それよりも夜中から町へ降りて走り回ったほかの先生方のほうがお気の毒だったのだが。子供を引率する際に覚悟すべきことの多さを思い知った。ラジオ体操で、朝から疲れる。
午前中は屋内の授業で、私は「昆虫の種を見分ける方法」という難しい話をしたが、「たくさん新種が採れた」という話しには皆、目を輝かせてくれた。最初は「英彦山の身近な昆虫」という内容を予定していたのだが、猫なで声で簡単な発表をするより、多少とも本格的な研究の一面を見せるほうが意味があると思い、この講演を行った。13時半に青年の家を出て、15時半に大学へ帰着。1泊は短すぎるという印象だったが、きっと2泊だと2倍疲れるということだろう。しかし次はせめて2泊くらいしたい。なかなか楽しかった。