断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

出張後の仕事に忙殺されて更新が滞ってしまった。
昨日は比文の阿部先生のところにきたイギリスとハンガリーのタマバチ研究者のセミナーに参加。タマバチのことはほとんど知らなかったが、実に面白い生き物であることを知った。とくにタマバチの作る虫嬰の美しさには惹かれた。生き物の造形というのは例外なく美しいが(毛虫だけは気持ち悪いが)、虫嬰のような生き物自らが作る「作品」もまた美しい。そういえばアリスアブでも素晴らしい業績のあるSchonroggeさんも来ていた。
先日の調査の成果の面白さがジワジワとわかってきて、また西表島にわたる必要性を感じた。日本の動物相に関する仕事も大切だとは思っていたが、近頃は東南アジアばかりに気を取られていた。これを機会に南西諸島にもちょくちょく調査に行ければと思っている。
神様João Gilberto(ジョアン=ジルベルト)の11月のコンサートのチケットを購入した。3度目の来日となる。1度目の際に行ったときには、初っ端から鳥肌が立った。2度目は渡米直前で行けなかった。楽しみだ。