断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

5時起床。荷物を車に積み、5時半に宿を出る。洗濯も出せたし、値段の割にはきれいで、なかなか快適な宿だった。
空が白み始めた6時半に19マイルに到着。まだ星が出ている。ようやく少し明るくなった7時近くにFITの回収をする。松村さんに手伝ってもらい、あっという間に終わった。8時に車に戻ると、街灯見回りをしていた別府さんが到着していた。見事としか言いようがない地衣類擬態のトゲトゲのツユムシを採集されていた。
それから高速道路入口のTapahへ向かう。途中のドリアンの屋台で別府さんにごちそうになる。
高速に乗り、最初のサービスエリアでミーカリーの朝食。すばらしい晴天だが、車のクーラーは借りた2日目から作動しなくなっており、車のなかは大変な暑さ。窓を開けて走っても汗だくになってしまった。
11時にクアラルンプールへ到着。別府さんおすすめの店でスパイシー板麺というものを食べる。堅めのラーメンのような麺の上に、ひき肉を甘辛くいためたもの、小魚を揚げたもの、揚げニンニク、温泉卵が乗っており、スープは入っていない。そこにトウガラシの調味料を加えて、よくかき混ぜて食べる。非常においしかった。
今日から九大生が来るので、私はホテルへ。別府さんにお願いして松村さんと中瀬君はGombakへ向かった。ホテルに着いて早々、昨晩の土場で採集した虫の整理をする。ゴミムシダマシを中心に、甲虫だけで300頭近く、64種も入っていた。1時間半としてはすごい。もう一度行きたい・・・。



22時半ごろにようやく田中君と吉村さんが到着。すぐにBukit Bintangへ果物を食べに出かける。マンゴスチンランブータン、プラサン、ドリアンを鱈腹食べる。それからビールを飲みに中華店へ行き、カエルのチリソース、鹿の胡椒炒め、肉骨茶などを食べる。
その後また果物の屋台へ行き、ロンゴンとドリアンを食べる。ロンゴンは見た目はリュウガンそっくりで、名前は同じ意味であるが、全く別物。別物だけど名前は一緒。吉村さんはドリアンをいたく気に入ったようだ。よしよし。田中君は強烈過ぎて苦手とのこと。