断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

朝7時過ぎに関空着。気温7度。寒い。バスで伊丹空港へ向かう。関空から直接福岡便に乗っても良いのだが、それは午後遅くのようだ。
バスのなかで横になって眠り、伊丹空港で蕎麦を食べ、コーヒーを飲んで時間をつぶし、11時過ぎの便で福岡へ向かう。空港から一旦家へ帰り、シャワーを浴びて少しだけ眠る。
標本を持って16時過ぎに大学へ。生乾きのうちに大型のセミの標本に針を刺す。今回期待していたセミはハズレで、13種しか採れていなかった。しかし苦労した甲斐があって、ミドリゼミDundubia spp.の色が比較的きれいに残ってくれた。


18時より、客員教授で来日し、昆虫学教室に席を持つことになったWestover先生の歓迎会に参加した。若い頃に2年半日本にいて、しかも日本人の奥さんをもらっているということで、日本語はペラペラだった。私は冗談で「ラブイズオーバー先生」(古い)とか「太りすぎてウェストオーバー先生」などと言っていたのだが、ご本人も「パンを食べ過ぎるとウェストオーバーになってしまいます」とおっしゃっていた。
それから研究室戻って、3年生に夏木マリのCDを貸して、ひたすら標本の手入れ(展脚)。これからしばらく楽しい仕事になりそうだ。