断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

展示の準備の続き。ポスターや立て看板を刷ったり、机を運んできたり、こまごまと会場に手を加えた。
明日が初日だが、準備中にも人が入ってきて、一様にびっくりして帰られた。宣伝さえうまくでくればきっと人の集まる展示になると思う。まあ、宣伝に最善を尽くしても知れているので、仮説のまま終了しそうだが。
昼過ぎに久々に山本君が来て、彼の研究している海浜性ヒゲブトハネカクシの途中経過を報告してくれた。予想以上に面白い結果で、びっくりした。また、この2年で非常に分類の感覚が鋭くなっており、感心した。甲虫のなかで最難といわれるヒゲブトハネカクシの種分類がきちんとできれば、ほか昆虫の分類はさほど難しくないだろう。