角整理
ひさびさに気持ちのよい週末を過ごして、精神的にも肉体的にも疲れが取れた。
今日は遅めに出勤し、ツノゼミの整理を行った。今日からアジア編に入った。
いくつかの小さな族の整理が終わったのだが、奥の大インロウ18箱には、Gargariniといういちばん大きくて難解な族がぎっしりと詰まっている。
南米のものをツメツメにして大型ドイツ8箱だっただが、アジアのものだけで15箱以上になってしまいそうだ。
2008年にツノゼミを集め始めたとき、ツノゼミ収集の先輩である岡島賢太郎君に大型ドイツ10箱分の標本を持っていると聞き、「これはなかなか追いつけないな」と思っていた。しかし、私のほうがあちこち行っているので、追い付くどころか、あっという間に追いぬいてしまった。
賢太郎君とは虫の好みが一致しており、20年近く前に私がヒゲブトオサムシを集め始めたとき、彼も同時に集め始めていた。
彼はとてもイイ奴なので、数年後、「丸山さんにはかなわないので全部あげます」といって惜しげもなくヒゲブトオサムシを全部くれた。だが、私はイヤな奴なので「ツノゼミ全部あげるよ」とはならず、今に至る。(でも、彼がもっていないツノゼミをあげたりはしている。)
いま分子系統解析をやっているハタザオツノゼミ族。