昆虫学会おわる
26日から大阪府大で行われていた昆虫学会が無事に終わった。
昨年に続き福富君と長島君主催の「昆虫学会ふれあい昆虫館」
バッタ博士と再会
「昆虫じまん」という小中高生が出品する展示会があり、なかには大人より立派な標本を作っている子もいた。この子は私のラベル作成の資料を読んで作ってくれたそうで、うれしかった。
今年は学生はポスター主体で、みんながんばっていた。見るからに頭抜けていた有本君のポスターが受賞した。
私は2題発表した。1つは「好蟻性ハネカクシにおけるアリ型形態の多数回進化と前適応」。これはここ15年の調査の集大成なので、かなり面白い自信があった。2つ目は小集会で「好蟻性甲虫に関する最近の発見」。これは虫好き向けで、びっくりするような内容を揃えた。
お世辞も混じっているだろうが、どちらも好評で、いろんな人に面白かったと言われて、素直に嬉しかった。この歳になるとあまり感想を言ってもらえないことが多い。若い人は歳上の先生方にも、面白かったら「面白かった」と言ってあげましょう。