断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

久々に標本の写真。数日前にアメリカから交換で届いたもの。Trilobitideusというサスライアリの巣にいるハネカクシ。語源はおそらく「Trilobita(三葉虫)」+「deus(神)」だろう。これほど珍妙な甲虫もない。サスライアリの巣にはほかにも様々な甲虫がいるが、どれも奇妙な姿のものばかりだ。甲虫のなかで珍奇な姿のものをあげたら、おそらく上位10種の半分以上はサスライアリと共生する好蟻性種となるだろう。