断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

クマゼミ初鳴き。ぬけがらは見かけるので、成虫はもうたくさん出ているのだろう。
昨日は論文2本のイントロを書いた。今日は昆虫学会の要旨を仕上げ、共著者の小松君に送付。それから昨日の論文の続きで、1本を8割がた仕上げた。書く時間がない分、普段からよく練っているので、書き始めれば筆が進む。こういう日は何ヶ月ぶりだろうか。
ふと思いついて注文した「水木しげる妖怪大百科」が届いた。昔あった「妖怪なんでも入門」が題を変えて数年前に復刊したものそうだ。たしかに頁をめくると懐かしい絵が並んでいる。冷静にみるといろいろな顔つきの妖怪がいて、どんな人でもどれかの妖怪に似ているように思える。あの人はこの妖怪に似ているなどとほくそ笑むのもこの本の楽しみ方かもしれない。