断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

昨日で再校を出し終わり、少しだけ心に余裕が生まれた。このところ寝不足で、あまりにも疲れていたので、今日は昼近くまで久々に熟睡した。忙しすぎると、ストレスで眠りが浅い。

ヒマワリが種を実らせた。先日ふと見たら、種の皮が下にたくさん落ちていた。なんだろうと思ったら、今日、カワラヒワがヒマワリの茎にぶら下がって種を食べているのを見た。マンションの8階なのに良く見つけたものだと関心する。

昼過ぎに科博へ行く。PCR機の調子が悪く、星野さんが大量のシーケンス反応に失敗していた。こちらもなぜかPCRに失敗。なんでだろー。

今日も実験室でモモを食べる。モモっていいよね。

Steiner夫妻へ送るアリが、皆さんのご協力で全国各地から集積されつつある。もう50コロニーくらいは集まっただろうか。今日はそのデータを整理したり、アルコールを換えたりした。研究の材料提供はお互い様とはいうものの、学生さんにまでご協力いただくと申し訳なくなる。こちらに出来ることがあれば…。

何度も出版延期を繰り返した「日本直翅類学会編:バッタ・コオロギ・キリギリス大図鑑」(北海道大学出版会)がようやく9月に出るという。9月に出るということは、すでに印刷中なのであろう。
http://www.nanyodo.net/NEW%20BOOK.htm
わたしはアリヅカコオロギ部分を執筆しているが、著者にも配本はなく、著者自ら著者割りで買うことになっている。図鑑の価格を少しでも安くするという、スバラシイ配慮である。しかしながら、42000円は厳しいので、とてもじゃないけど買えない(涙)。