断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

騒音でよく眠れず、9時半起床。朝食にロスリーさんがロティチャナイを買ってきてくださる。洗濯の後、ヒメサスライアリを探しに森へ出かける。

昼食はクラッカーのみ。再びヒメサスライアリを探しに出かけるが、全く成果がない。かなり小さなアリの行列も見つけるので、目が悪いわけではなさそうだ。毎晩のように灯りに雄が飛んでくるのだから、近くにいることは間違いない。あとは歩く量と運である。

ロスリーさんにレンブーの成る木を教えてもらった。ほとんど甘みはないが、梨のような舌触りで、水気が非常に多い。藤原さんに聞くと、マレーシア語ではジャンブーエアー(Jambu Air)というそうで、エアーは水を意味するそうだ。のどが渇いたときに齧ろう。ただ、たまにミバエのウジが入っていて、驚かされる。

夕飯はロスリーさんに市北部のモールへ連れていただき、鶏肉の照り焼きを食べる。なかなかおいしかった。ついでに電池と洗濯用のバケツを買う。

21時過ぎに宿舎へ戻り、灯りにヒメサスライアリの雄が来ているのを採集し、再びロスリーさんと森へ出かける。ヒメサスライアリは見つからず。その足でモリオオアリCamponotus gigasのアリヅカコオロギを採集に出かける。首尾よく大小2頭の幼虫を採集できた。

今日は4箇所もヒルにやられてしまった。また、腕に中型のマダニが食い込んでいたのは、ここでは初めての経験である。かつては多数の微小なマダニに食いつかれ、痛い経験をしたこともある。

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