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日本に帰っているコーネル大生タロー君の採集相手、とりあえず福富君と小野君が連れて行ってくれることになった。福富君は来週と再来週の月曜火曜に新潟と宮城に行くらしい。小野君は小櫃川などの海の虫。どちらもうらやましい。農大の学生さんにも頼んでいる。タロー君から日本語のメールが来たのだが、ハネカクシが「ハメカクシ」になっていた。面白いのでそのままにしておこう。
hotmailの使いにくさに閉口し、Google社のgmailにもアカウントを作った。さてアドレス名。hotmailと同じサスライアリのdorylusで作ろうと思ったら、もうない。次にヒメサスライアリのaenictusで作ろうと思ったら、これもない。その次は好蟻性生物のmyrmecophileにしようと思ったら、やはりない。ケアリのlasiusもない、ヤマアリのformicaもない・・・。最後にクサアリ亜属のdendrolasiusで妥協した。dorylus、aenictus、myrmecophie、いったい誰が使っているのだろうか。
別のヒゲブトアリヅカムシPseudacerus? sp.。触角が切れているわけではない。2節に退化し、しかも短くなっている。すばらしい造形。一昨日の種と同じくフレーザーズのFITで採れ、生態は不明。アリの巣のなかでどんな生活をしているのだろうか。