断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

不調で頭が働かないなか、ひたすらメール打ちと和文の原稿書き。某昆虫と自然という雑誌にタイトルとは違う変なエッセイのようなものが出たら、今日書いたと思ってください。締め切りは先だが、こういうものは早く片付けてスッキリするに限る。
夕方から山本君が来てハネカクシの解剖作業。なにやら胃腸の調子が悪いそうで、元気がなかった。私はその間、昨日描いた絵で黙々と図版を作る。昨日描き終えておいてよかった。
スペインから好蟻性ハネカクシの同定依頼が来て、画像ですぐにわかったので返信した。珍品だと思っていたのだが、アンダルシアでは普通だそうである。「追加を採っていくらでも送る」というので、この春の話かと思っていたら、明日学生が採りにいくとのこと。アンダルシアって暖かいんですね。

Chitosa nigrita Rosenhauer, 1856.

今日も猛烈に寒いが、建物が温まったおかげで過ごしやすくなった。