断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

昼から標本作り。牧歌的な一日だった。生物防除の上野先生よりリモガンセスジムシをいただく。想像を絶するほどのモノスゴイ珍品なのだが、かなりの数を当てられたそうだ。リモガンとは台湾の古い地名で、蕃人の村があったところ。その他、ハナムグリの名前を教わる。
ひとつ悲しいことがあった。ノミバエの総説の本がほしいのだが、最初にアマゾンカナダに振られ、昨年11月にドイツの古書店に頼んだのだが、いくら待っても来ず、改めて聞いたら「やっぱり手に入らないから返金します」とのこと。先払いだったのだが、11月と今ではユーロの相場が全然違う。1万円以上損してしまった。しかしこの機を逃してはならない。ちょうどポンド安なので、イギリスのBlackwellsで注文した。こんどこそ届くのだろうか。
今日はものすごーく寒かった。夕方は強風と雪。