断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

朝食後、荷造りをし、銀行へお金を引き出しに出かけた。三井住友銀行のカードを使うとたいていどこのATMでもお金を下ろすことができる。昼食後、タクシーで国内線のドンムアン空港へ向かう。早く着きすぎたので、軽食屋でサラダを食べる。それからNok AirでNakhon Sri Thammaratへ。往復4200バーツ(約13000円)と安いが、航空券は簡素な薄い紙で、機内にはサービスらしいものはなかった。

16時過ぎに空港へ到着。昨日の昼から車で先回りしていたワタナさんが迎えに来てくださった。バンコクから14時間かかったそうだ。

途中、セブンイレブンに寄る。店内はほとんどお菓子。グリコ製品は高級。駐車場に恐ろしく汚い犬がいた。横の屋台でちょうど良い長靴を見つけた。


それから国立公園へ。町から20キロ程度と近い。門をはいって急坂を上ると、小ぎれいなコテージがあり、そこに泊まることになった。すぐそばが森で、採集環境としてはよさそうだ。少し歩いてみるが、森は乾いている。そう思った矢先、急に大雨が降りだした。

食事は近くの食堂から運んでもらうことになった。今晩は魚のカレーとオムレツ、野菜炒めだったが、カレーが恐ろしく辛く、どっと汗が出た。それでも魚の風味がおいしい。
日没前に蛍光灯のトラップを仕掛け、暗くなってから中瀬君が自前のライトを点灯した。かなり激しい雨だが、ポツリポツリと虫が来る。私はスズメガをもらう。また、コテージの軒先の蛍光灯に保存液を入れたビニール袋をぶら下げた。

気温はかなり低く、25度を下回っている。水のシャワーがつらかった。