断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

今回のマレーシア調査で反省したのは、松村さんが掬い採り(スウィーピング)で使っていた網の枠がいとも簡単に壊れてしまったことである。予備はあったが、いずれも1-2日で壊れてしまった。使ったのは、【むし社 軽合金四折枠(ライトフレーム)】、【志賀昆虫 軽合金四折枠】というもので、いずれも同じくらいすぐに壊れた。基部のねじの部分が折れることが多く、枠の折り目がゆるんだり、枠そのものが折れることもあった。もちろん、両者とも掬い採りに対応していないだけであって、普通に虫を採る分には不自由しないので、念のため。
それで、若手虫屋の会のメーリングリストに問い合わせたところ、全員が全員、【志賀昆虫 鋼鉄四折枠】が最強との意見を下さった。現在入手しうるもので、持ち運びの便も考えると、以下の組み合わせが最も良いだろう。枠はちょっと高いが、壊れるよりずっとよい。環境指標の網は恐ろしく丈夫で、ほかのものは一切使えないと言っても過言ではない。アルミ繰り出し竿は持ち運びの便と丈夫さで最良のものである。いずれも六本脚での価格。
【志賀昆虫 鋼鉄四折枠】
50cm径 ・・・ 7,800円(税込・送料別)
【環境指標生物 ナイロン・ネット】(カラーネットはございません)
50cm径(白):1,470円(税込・送料別)
【志賀昆虫 アルミ製くりだし竿(アルミバー・金属引抜式)】
全長150cm(仕舞寸法45cm、重量335g) 3,800円(税込・送料別)(志賀カタログNo.30-II)