■
お正月に読んだ本。どれも少し前の日本には生きていた文化を紹介している。
同じ著者によるサンカ本が良かったのでこちらも読んでみた。春駒・デコ舞わし・鵜飼を紹介している。随所にある生身の人の話には感動せずにいられなかった。

- 作者: 沖浦和光
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/02
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 102回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
まず、健康に不自由なく暮らせることのありがたさを感じる。昔の人の多く(人口の大部分を占める庶民)が爪に火をともすような貧しい生活を送っていたことを知る。また、時代が変わることの意味、そしてそれが近年の情報化でいかに急激に進んだががわかる。

- 作者: 宮本常一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1987/11/04
- メディア: 文庫
- 購入: 4人 クリック: 23回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
著者の自伝。人との接し方、フィールドワーク、学ぶところが多かった。

- 作者: 宮本常一
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1993/12/06
- メディア: 文庫
- 購入: 9人 クリック: 65回
- この商品を含むブログ (44件) を見る
空港の本屋に平積みになっていた。タイトルに興味を引かれて購入。この本ではアメリカの極端に否定的な部分を強調している。とにかく一面的で、そういう偏った考えの本だと思えば勉強になるかもしれない。また、映画の一場面を引用して、そこにアメリカの全ての姿を反映させたりする論法には、簡単には信用できないものを感じる。

- 作者: 鈴木透
- 出版社/メーカー: 中央公論新社
- 発売日: 2006/09
- メディア: 新書
- クリック: 19回
- この商品を含むブログ (51件) を見る
某所で推薦されていたので読んでみた。全体的に共感でき、勉強にもなった。

- 作者: 田中克彦
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1981/11/20
- メディア: 新書
- 購入: 7人 クリック: 25回
- この商品を含むブログ (30件) を見る
宮本常一の本を読んでつくづく感じたのは、まさに人に歴史ありということだった。下手な映画よりも実在の人の歴史は面白い。この本は「代表的日本人」の歴史。有名な本だが、本当に良かった。

- 作者: 内村鑑三,鈴木範久
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 1995/07/17
- メディア: 文庫
- 購入: 20人 クリック: 144回
- この商品を含むブログ (98件) を見る