断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

表題の「塩の道」と「日本人と食べもの」、「暮らしの形と美」という、3つの章からなり、いずれも著者最晩年の講演内容を起こしたものだそうだ。昔から山奥の人は塩分の補給をどうしていたのだろうかと疑問に思っていた。やはり人間の体には必要不可欠なものだけあって、昔から日本には塩を運ぶ道があちこちに通じており、その運搬方法も様々であった。

塩の道 (講談社学術文庫 (677))

塩の道 (講談社学術文庫 (677))