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そろそろ自分の写真フォルダのネタが切れてきた。しかし小松君の写真がまだまだあるのでしばらくは大丈夫である。今日は自分の写真を使おう。

クチキゴミムシの一種Morion sp.。ナガゴミムシの仲間である。その名のごとく朽木の樹皮下を主なすみかとしており、体は扁平、脚は短く、大顎は太く大きく発達しており、いかにも朽木の樹皮下にもぐりこむのに適した姿をしている。マレーシアでは朽木を崩すことによって数種を普通にみつけることができる。世界の熱帯域を中心に広く分布するが、知る限りどの種も似たり寄ったりで、おそらく朽木の漂流によって分布を容易に広げるのだろう。その証拠に小笠原にも分布している（飛来した可能性もゼロとはいえないが）。