断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

また6時に目が覚めるが、無理やり9時まで眠る。11時にホテルを出て、大阪で藤原さんと待ち合わせし、京都工繊へ連れて行っていただく。秋野さんにお会いし、研究の相談や質問をさせていただき、クロシジミの北條君に先日の国際学会で話したというポスターを説明していただく。とても面白い研究だった。

16時9分ののぞみに乗り、東京へ向かう。車中で友人の結婚式のスピーチを考える。これもきっと直前まで練るのだろう。19時に池袋で友人と落ち合い、23時まで飲む。疲れが取れたようで、今日は気持ちよく飲めた。

学会について付け足すと、最終日の若手昆の中秀司さんの発表がすごくよかった。内容そのものが面白かったのと同時に、何より感じたのは他人の時間を無駄にせず、わかりやすく面白く説明しようというそのサービス精神である。研究の世界で生き延びるためには業績と人脈と運が大切であるというのが共通した結論であったと思うが、サービス精神というのは、結局そのどれにも重要な役割を果たすと思う。