断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

出身の北大農学部昆虫体系学教室で准教授の公募が始まった。まともに考えると某さんがそのままとなるのかもしれないが、そのあたりの事情はよくわからないし、結果を楽しみとしよう。「昆虫体系学」とは農学部にあるまじき良い名称で、実際には研究室内には分類学をやっている学生と生態学をやっている学生が共存(一部対立)しているが、このままの路線でいってほしい。
今年の年末までは多忙を極めるので、学外の仕事は最大限断ることにしたが、夏休みのカブトムシ教室だけはいろいろ引き受けることにした。その謝礼で外国のカブトムシの標本を買うのである。カブトムシを踏み台にしてカブトムシを入手するという作戦。
夜から矢原研の安元さんと横川さんと修士の学生さん、それに中島さんと細石君と「アブラボウズ鍋」を食べに行く。もともとは「アラ鍋」で出していたが、実際にはアブラボウズを使っていたことがわかり、今ではこの名で堂々と出している。名前のとおり脂っこいが、大変おいしかった。