2009-04-10 ■ 写真:エクアドル2009 ハネカクシ。 1位になったり、2位に戻ったり→ 南米のアリといえば、グンタイアリとハキリアリである。ハキリアリは葉を刈ってキノコを育てるアリとして有名で、種によって巨大な巣を作り、今回も5メートル四方を超えるものを何度も見た。一般に巣の大きなアリには好蟻性昆虫が豊富だが、ハキリアリでは少なく、キノコ園にゴキブリやハネカクシ、コガネムシがいることが知られている程度である。写真の大型のハネカクシはハキリアリの行列を往復して、行き倒れのアリを狙っている様子だった。あまり聞いたことがないが、おそらく専門の捕食者だろう。(エクアドル、Archidona)