断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

ハネカクシ
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南米のアリといえば、グンタイアリとハキリアリである。ハキリアリは葉を刈ってキノコを育てるアリとして有名で、種によって巨大な巣を作り、今回も5メートル四方を超えるものを何度も見た。一般に巣の大きなアリには好蟻性昆虫が豊富だが、ハキリアリでは少なく、キノコ園にゴキブリやハネカクシコガネムシがいることが知られている程度である。写真の大型のハネカクシはハキリアリの行列を往復して、行き倒れのアリを狙っている様子だった。あまり聞いたことがないが、おそらく専門の捕食者だろう。(エクアドル、Archidona)