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アリゾナの太郎君から、頼んでいたゼリーが届いた。
液浸標本の撮影や描画に非常に有用なもので、小型のシャーレに少しこのゼリーをらたし、そこにアルコールを注ぎ、ゼリーに標本を固定する。屈折率がアルコールや水とほとんど同じなので、とても標本が見やすい。安定性が高いので、合成用の多数枚の撮影にも使える。早速、今回のマレーシア調査で採集したシロアリノミバエの一種Ridiculiphora regalisを撮影してみた。30枚を合成。
アメリカで使っていたものの、どのメーカーなのか忘れてしまっていたので、今回太郎君に頼んで探してもらっていた。Johnson & Johnsonのもので、日本でも買える模様(包装は異なるが、おそらく製品は同じ)。
http://www.powerdrug.jp/jelly/08.html