断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

教員会議の後、京大の市岡さん、ポスドクの山下さんがいらっしゃる。山下さんがボルネオのランビルでキノコに集まる甲虫を調査していて、その同定のためである。といっても、私が詳しく同定できるものはほとんどないので、とりあえず全体を見て、精確に科まで分けて、専門家を紹介するという役を受け持つことにした。ゴミムシを伊藤さん、ゴミダマを安藤さん、ツツキノコムシを川那部さん、タマキノコ、デオキノコ、ガムシを保科さん、オオキノコムシをポーランドのピヨトル、ケシキスイを久松君、ヒメキノコハネカクシを片山君、という具合にメールでお願いした。みなさんすぐにお返事を下さり、同定を快諾いただいた。私は最近密かに凝っているテントウダマシを受け持つことにした。それからヒメキノコハネカクシの解剖と封入をお教えする。晩はモツ鍋をご馳走になった。