断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

旅行が近づいているため、今日も大事をとって休む。小学生の頃は風邪で休むとNHKの教育番組をずっと見ていたが、そういう年頃でもないので、ホームページに手を加えたり、YouTubeを見て過ごした。しかし一日中ゴロゴロとしていると、余計に疲れる。
夕方にホームセンターへ出掛け、吸虫管の構想を練る。吸虫管はあらゆる採集道具のなかでも最も繊細なもので、市販品に良いものは一切ないし、自分で作ろうとしても一朝一夕にはできない。そもそも対象の分類群によって向き不向きがあるので、究極的には自分で最良のものを開発する必要がある。現在は農大式を愛用しており、これはこれでかなり理想に近いものではあるが、それでも物足りないところがある。私が作りたいのは以下のようなものだが、福岡では気軽に材料が手に入らない。来年、博多駅にハンズができるのが楽しみだ。

  • 並列式。
  • 虫を吸う管はかなり長く(10センチほど)、曲がっている。透明のガラス管が理想だが、アルミ管でもよいかもしれない。
  • 栓はコルク。
  • 受けの管は透明ないし半透明で、虫が這い上がりにくい素材。薬品に強いことが必要。