断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

香川の藤本先生に送っていただいたハネカクシを3年生に標本にしてもらった。なにしろ几帳面に整理してあり、専門外の虫をここまで丁寧に扱えることには心底尊敬する。なかなかできないことです。小さな綿の上に小さなハネカクシがあまりにも行儀よく並んでいるので、それを見た3年生が笑っていた。終わり次第、整理を進めて、名前を調べたい。かなり珍しいものが入っている。
それから谷君と板谷君に来てもらい、14日から始まる「大塚勲と熊本県の昆虫」展示会場の説明をする。彼らには開催期間中に受付についてもらうことになっている。そのついでにパネルを差し替えたり、「展示してある標本はごく一部です」と銘打った標本室の様子のパネル(今坂さんの提案で作成)を付け足したりした。1人ではできなかったので、2人がいてくれて助かった。
今坂さんにその展示の宣伝をしていただいた。ありがとうございました。
http://www.coleoptera.jp/modules/xhnewbb/viewtopic.php?topic_id=104
終電近くまで仕事を片付ける。夕飯は味千ラーメン。帰り際、卒業旅行から帰ってきた安藤さんと藤原さんがおみやげを持ってきてくれた。明日からは1泊で卒業生の送別会があるのだが、私は参加を見送らざるを得なかった。残念。
某さんから面白いメールが来ていた。あまり引用できないが、「昆虫学会のとき、『焼肉屋で飲んだあとにダラダラ汗を流してオムライスとラーメン大盛を食べながら女子高生のセーラー服の話をするタマムシ屋の友人』から逃げるかを、今から考えています」というのには共感した。やっぱり山形ではおいしいものを落ち着いて食べたいからなぁ。