断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

朝起きると、増子さんが「ほとんど眠れなかったよ。おれ、今晩からホテルに泊まるよ」とのこと。賢明なご判断です。

これからの期間中はすべての食事を大会側で準備してくれるという。だから朝食も大会会場で取るので、7時半に寮を出発する。言い換えれば、朝から晩までセッションがあるということである。他人の話を12時間以上、ほぼ連続で聞くことになる・・・。

昨日扇風機をかけたまま寝たせいか、どうも喉が痛く、鼻水も出る。風邪を引いたかもしれない。

発表は玉石混合であるが、さすがBillenさんの追跡フェロモンの総論は大変に面白かった。日本人では、京大修士課程の半田さんによるアリとアブラムシの関係の話しが興味深く、そしてなにより可愛らしかった。

また、昨日からそうだったが、発表の順序がすべてめちゃくちゃで、次に誰が発表するのか分からないのには閉口した。おまけに大会の日程まで大きく変わってしまっている。うーむ。マレーシア人の柔軟性に富んだ生活をそのまま大会運営にも持ってくるのはいかがなものか。

夕食後に今日のセッションが終わり、昨晩と同じ中華料理店へ行くが、25人以上おり、ちょっとした大宴会になってしまった。こちらは、風邪と寝不足で、へたれこんでしまった。