断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

今日は久しぶりによく寝た。昼まで一度も起きることなく10時間ほど眠った。

起きてしばらくして、昨日買ったレンズを使ってみたくなって、近所で越冬中の虫の撮影をすることにした。まずは自宅の部屋で道具を工夫して、標本を使って撮影の練習をし、それから、近所の公園へ出かける。目的は、ケヤキの樹皮下で越冬する昆虫とクモである。ケヤキは成長に伴って、樹皮の一部が破片状にめくれあがるが、そこが虫たちの格好の越冬場所となっている。

近所の小さな公園に数本のケヤキが植えられてある。周辺は埋立地なので、あまり期待はしていなかったが、その樹皮を剥がすと、色々な虫が出てきた。数種のクモ、ゾウムシ、テントウムシ、マメゾウムシ、グンバイなどである。自然度の高い場所に比べると圧倒的に少ないが、それでも意外なほど見つかった。

レンズの具合は予想通りで、非常にシャープな写りに感動した。小さく薄いレンズなので、野外で使うには少し使いづらいが、かなり気に入ってしまった。

夕方は亀沢さん、岸本さん、神保君と軽く飲み会。気の置けない人たちなので、とても楽しかった。