断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

九大では昆虫関係のデータベースがすでにいくつか出来上がっているのだが、まだ九大独自の仕様のものが多いので、GBIF(地球規模生物多様性情報機構)に載せられるよう、アルバイトを雇ってデータの変換を開始することにした。
データを取りに別の建物へ行き、まずは森本先生にご挨拶。先生は朝早くに来て午前中にご帰宅されるので、なかなかお会いできる機会がなかった。じっくりお話しするのは久しぶりのことで、ちょっとのつもりが小1時間。ずっと昔に九大の試験に落ちて、その際には「虫ばかり採っているからいけない」とお叱りを受けたが、そのような厳しい面影はほとんどなかった。まさかこのような形でお世話になることになるとは思わなかった。
研究室に水槽を2つ購入し、水をまわしていたのだが(魚を入れる前に、ろ過バクテリアを湧かすために数週間水を入れてろ過装置を動かす必要がある)、今日は小さいほうの水槽(36cm)入れる魚を買いに行った。
すでに何度も下見に行っているのだが、九大の近所に「箱崎熱帯魚」という街の熱帯魚やさんという感じのお店があって、そこの魚の状態が実に良い。ホームセンターなどでは病気で瀕死の魚がよく売られているが、ここでは病気の魚を一度も見たことがない。
今日は、ブラックテトラGymnocorymbus termetziカージナルテトラParacheirodon axelrodi、ゼブラダニオBrachydanio rerio、ペンシルフィッシュNannostomus beckfoldi、チェリーバルブPuntius titteyaクーリーローチPangio kuhliiを購入。ブラックテトラカージナルテトラについては、ブラックネオンとグローライトを買うつもりが、頭ではわかっているのに、間違えて頼んでしまった。30度の水槽にしばらくおいて白点病を予防し、水槽に投入した。