2009-02-03 ■ 写真:標本 ヒメサスライアリの一種Aenictus sp.の巣から採れるシミ。触角と足が縮小しており、若虫はアリの背中に乗って移動、成虫はアリよりも大きいので、自力で移動する。鱗が取れてちょっと汚い標本になってしまった。ところで、このシミは科がわからない。少なくともアジアで一切の関係群が知られていないことは確かだが、それ以上のことはわからない。シミは昆虫の系統では重要な分類群だし、好蟻性や好白蟻性の面白いものがたくさんいるのだが、分類の専門家が不在である。誰かやって。