断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

この秋のマレーシア旅行ですっかりドリアンに夢中になってしまった。これまで20回くらい東南アジアに行っていながら全くドリアンを食べていなかったなんて、なんと無駄な旅行をしていたのかと悔やまれる。次回のマレーシア旅行に備えてドリアンに関する知識を深めようと「カラー版 ドリアン―果物の王」 (中公新書)を読んだ。気になったのはカラントゲンやパパゲンなどのドリアンとは同属別種の果物で、とくにカラントゲンの味の説明では読んでいるだけで食べたくなってきた。また、食べながら気にしていたカロリーは思ったほどのものではなく、今度からは主食にしようと決心した。日本でも手に入ると書いてあったのでネットで調べたら、1個5000円ほどする。マレーシアでは300円くらいでおいしいものが食べられるのに、これはちょっと馬鹿馬鹿しいとは思うと同時に、熱帯の果物は熱帯で食べるからこそ美味しいはずだと考えた。少なくともコタツに入ってドリアンやマンゴスチンを食べたいとは思わない。
カラー版 ドリアン―果物の王 (中公新書)