断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

エクアドルで撮影したキリギリスの仲間。 春ですね→ 斑点があって頭部の尖った大きなキリギリスの仲間。灯火に来たたくさんの種のひとつ。ツヤツヤしているが、触るとベタベタしている。(エクアドル、Aechidona)

朝から教員会議、昼から3年生に実験指導、それから公開展示の会議、実験室の掃除・・・。今日はあっという間だった。 ここのところほとんど雨がふらないが、この先も当分降らないらしい。 - 先日Y根さんとじっくり話していろいろ学ばされた。 Y根さんによ…

エクアドルで撮影したコメツキムシの仲間。 春ですね→ コメツキムシは特に弱いので手短に。上の2枚は南米に特有な仲間で、大型美麗種として知られる。1つ目はSemiotinaeという南米特有の亜科のもの、2つ目は見てのとおりウバタマコメツキに近い。どちらも良…

大学へ行こうと思っていたが、宿酔いのためジッとする。頭痛が柔らいてきた午後から畑の雑草を抜く。去年も書いたが、ナガミヒナゲシが本当に厄介で、抜いても抜ききれないくらい生えている。ホトケノザやオオイヌノフグリ、カラスノエンドウも困りもの。そ…

こう見えてカブトムシ。 春ですね→ 大型の甲虫の代表格、カブトムシの種数が南米には非常に多い。南米のカブトムシというとヘラクレスオオカブトやゾウカブトなどの大型種がよく知られるが、小さなものにも多様化が著しい。写真の2種はスジコガネモドキ属Cyc…

朝から雨。自治会の総会に出る。初顔の先生が出てきて、プリントの作り方や進行にケチを付けた。それはいいが、その口の利き方が乱暴で驚いた。品がないのは、よくない。 それからトマトの苗を買いに行く。アイコ、イエローアイコ、オレンジキャロル、シンデ…

エクアドルで見つけたコガネムシ科のCanthonの一種。糞を転がして運ぶ習性がある。 春ですね→ 葉っぱの上に止まっているこの虫を見て、30分以内に雨が降ると予想したらやはり当たった。「フンコロ予報」と呼んでいるのだが、食糞性のコガネムシが葉の上に止…

金原ひとみの「蛇にピアス (集英社文庫)」を読んでみた。予想以上にすばらしい作品だった。感覚的でありながら登場人物の描写が実に緻密で、それらの人物像がきれいに浮かび上がっていた。 今日はなぜかしら慌しかった。午後に細石君に来てもらい、実験室の…

エクアドルのアリバチ。アリバチというのは地域色が強くて、旧北区から東南アジアにかけては、頭が黒、胸が赤、腹部が黒地に白い縞という、だいたい同じような色調のものが多い。チクリと刺すからか、それに似たカッコウムシ、ハナノミ、カミキリなどがいる…

午前中のバスに乗って伊都キャンパスへ向かう。昨日から「ビッグオレンジ」という食堂が開店したとのことで、そこで昼食を取った。700円のランチで煮込みハンバーグを食べたが、福岡の700円にしては物足りなかった(福岡は食べ物が安くておいしい)。それか…

エクアドルの写真の続き。ハムシはどこへ行ってもきれいである。 なかなかです→ 体こそ小さいが、ハムシほど色彩が豊かで美しい甲虫はないだろう。熱帯に行かなくても、温帯や寒帯の種でさえ派手な色をしているものが多い。ほとんどすべてが植物食で、おそら…

新年度が始まった。今年は夏休みに博物館の公開展示「昆虫のヒミツ」があり、秋まではそれにかかりっきりになりそうだ。今日から早速その準備を始める。明日は伊都へ行って実行委員長の阿部先生と相談の予定になっている。 レッドデータブックの昆虫の選考に…