断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

きょうは祖母の妹の告別式だった。朝8時に家を出、8時半に葬儀場に到着。9時より告別式。10時に瑞江の火葬場に移動し、12時過ぎに葬儀場に戻り、13時に解散だった。久しぶりに涙を出した。

15時過ぎに科博へ。都立大の新津さんがマレーシアで採集したホタルの幼虫を取りにきてくれた。新津さんは7月より理研ポスドクに採用され、今は大変慌しいようだが、幸せそうでもあった。新津さんのような人がポストにつけて嬉しい。今日は芳賀君関係の貝屋さんが3人来ていて、なかなかにぎやかだった。こちらは夕方過ぎまで半分死んでいたので、適度な刺激に助けられた。原稿を直したり、タクサの編集を進める。タクサは来週頭に全部入稿の予定。

マレーシアに行っている間、つくばの濱口さんがクサアリの調査をしてくださっていた。今日、クサアリモドキが飛んだとのこと。ちょっと早いなぁ・・・。こちらも明日、行きがけに羽アリを見ていこうと思っている。

2週間分のツケはまだまだ解消されそうもない。22時過ぎに仕事終了。星野さんと定食屋で遅い夕飯。ビールもつけてしまった。マレーシアの「運動+汗+笑い+ほぼ野菜中心の食事+酒なし」の毎日と比べると、あまりに不健康だ。

蒸発した友人が心配になり、奥さんの携帯に電話したら、その友人が出てびっくり。おせっかいな私だが、声を聞いて何も言えなくなった。

今日からマレーシアでの生き物写真を1枚ずつ貼っていきます。今回はGombakで撮影したオビハナノミ。幼虫は朽ち木を食べますが、成虫はシダの胞子を専門に後食します。写真はシダの葉の上で、表面に落ちた胞子をかき集めながら食べているところです。複眼には食べかすがついています。何の変哲もない写真ですが、実はこの虫はものすごく素早く、撮影には困難を伴います。このときは息を殺してそっと近づきました。ちなみに、採集も少し難しく、つまむとスルリと指から抜け出て飛んでいってしまいます。

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