断虫亭日乗

過ぎ去る日々の思い出をつづるだけ

一昨日注文したポリエチレンフォームの見本が届いた。断面が均一で、表面のつやがなく、硬さもちょうど良かったので、試しに60枚ほど注文した。届いたら紙器会社に渡してユニットボックスを作ってもらう。市販のユニットボックスに良いものがあればよいのだが、ほかの博物館ではどうしているのだろうか。まさかユニットボックスを使っていないということはないだろう。科博も特注していた。
午後から部屋の掃除と片付けをする。引っ越して1年近くたつが、まだ文献の整理が終わっていなかった。今日はダンボール2箱を開けた。主要著者、イニシャル別雑多、分野別雑多に分け、それらをキャビネット用ファイルに入れ、それぞれのファイルにテプラで名称をつけ、ローマ字アルファベット順にキャビネットに収める。ファイルキャビネットに著者別に分ける方法はアメリカの研究者に普通で、キャビネットさえあれば大変便利である。本当ならばすべて著者別に分けたほうがよいのだが、そうなるとファイルそのものの厚みで場所を食うことになるので、論文数の少ない著者はイニシャルや分野でまとめた。実は未整理のさらに前の状態、もらった別刷りをただダンボールに突っ込んだものが、まだ数箱ある。また、雑誌類(いらないけど)を全く棚に収めていない。引越しの余波はまだ続きそうだ。ようやく時間に余裕ができて、研究復帰の前段階としてこういう整理が始められるようになった。その次には腰をすえて標本の整理を進めたい。